• 赤外線と非破壊検査の関係

    • 人間が音を聞き取ることができたり、光を見ることができるのは、それらに波長があるためです。


      ただし人間と動物とでは、聞き取ることができる音、あるいは目で見ることができる光に違いがあります。



      これは、どれくらいの波長を耳で聞き取ることができるのか、目で見ることができるのかと言うことに違いがあるためです。赤外線は光の一種であり、当然、波長を持っています。



      しかしその波長は、人間が目で見ることができる赤色が持っている波長よりも長いものです。そのため人間の目では見ることができない光のひとつであると言うことができます。
      しかし目には見えないこの光は、私たちの生活の中、あらゆる領域において活用されています。

      たとえばテレビなどのリモコン、人が通過することで反応するドア、暖房器具や調理器具などがその代表例としては挙げられます。

      そして非破壊検査もそのひとつです。


      非破壊検査とは、文字通り、物を壊すことなく、その物の内部状況を調べることができる検査方法のことです。

      たとえば古くから存在している文化財は、人類全体の宝です。



      そのため、その状態を正しく管理することが求められます。

      そのためには内部の状況を調べることが必要ですが、そのための検査だからと言って文化財に傷をつけてしまっては元も子もありません。

      そこで非破壊検査を採用すれば、文化財に傷をつけることなく、その内部状況を検査することが可能になると言う具合です。その他、巨大な建造物、運搬、物流の要となっている幹線道路などの検査にも、これは採用されることが多い方法です。


      またたとえ破壊することができるものであったとしても、廃棄物を減らすと言う目的で、あえてこの方法が採用されることも増えてきています。ではどうしてこの光が非破壊検査に利用されているのか、その原理を説明します。



      この際に使用されるのは赤外線サーモグラフィと呼ばれるものです。

      これは、物体の表面温度、温度変化からその内部の状況を知ることができるものです。
      この世界の物体は全て、赤外線を発しています。

      これは人間とて例外ではありません。
      人間や物体が熱を持っているのは、この光による波長があるためです。



      そして温度が高いと短い波長の赤外線が多く発せられ、逆に温度が低いと長い波長のこれが少なく発せられます。

      よってこのサーモグラフィによって、どんな波長の赤外線が、どの程度、発せられているのかと言うことを感知することで、触れずともその物体の温度がわかると言うことです。

      http://news.livedoor.com/article/detail/12207447/

      発熱をする物体に関してはそのままでも検査ができますが、発熱をしない対象物の場合は、外部から熱を加えることで検査を行います。

      もし、物質の内部などに欠陥などがなければ、温度に変化は生じませんし、熱伝導も一定であるはずです。しかし計測した結果、温度が一部分だけ低いとか、熱伝導に違いがあると言う場合は、その部分に欠陥などが発生している可能性が高いと考えられます。

      http://smany.jp/8461

      この光をうまく活用して、文化財を守る、あるいは生活を支えている多くの物を守る役割を果たしているのが、非破壊検査です。

      http://www.47news.jp/localnews/hyogo/2016/12/post_20161206220721.html

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